北ヨーロッパに位置するノルウェーにオスロ市立ムンク美術館があります。
そこに収蔵されている巨匠エドワード・ムンク(1863-1944)の「叫び」が来日したのは初めて。
「叫び」は一枚ではなく生前に何点か制作されていますが、日本で観れるのはかなり珍しいです。

狂気を感じる作品ばかり描いていそうなイメージの画家ですが、案外オーソドックスな作品も多いです。
どこかユーモラスで北欧独特の明るい色使いに温かみを覚えますね。

その反面、幾多の哀しみに直面し苦悩しながらも常に作品を描き続けた・・・大家の変遷を目の当たりにしました。
80歳まで「自分の子供達」と称した自身の絵画作品に囲まれながら強烈なメッセージを社会に発信し続けた、ムンクのパワーに圧倒される展覧会です。

会場を出ると上野の街中に<ムンク展>と<ポケモン>のコラボポスターがあちこちに貼られていました。

一度でも目にしたら忘れない作品「叫び」に大好きなキャラクターが登場してるとなると・・・!

親子で鑑賞したくなりそうですねv