上野公園に長蛇の列!!!
なんだろうと思ったら上野の森美術館で開催されているフェルメール展でした。

17世紀のオランダ絵画の代名詞とも言われる作家フェルメール。
現存していて正真正銘フェルメールが手掛けたとお墨付きの作品数は僅か35点。
欧米でも所蔵している美術館は少なく、一同に10点近く集まるの機会は滅多にありません。
またフェルメールの作品以外にも同世代の作家でバロック期の熟練作品が多数展示されています。

実はこの夏に横浜そごう美術館でも「 フェルメール光の王国展2018」という真贋を議論中の作品を含めた37点のリ・クリエイト(複製画)を一挙に展示する企画展がありました。
作品のほかにフェルメールの絵の中を再現したセットや当時の楽器、使った顔料などが展示されていて、体験しながら学べる展示会でした。

しかし真作が展示される上野の森美術館はチケットを買うだけでも並ばなければならないどほど混雑しているので、お子さまには少し大変かも知れません。
ちなみに本物のフェルメールかどうか論争中ですが同じ公園内の国立西洋美術館『聖プラクセディス』は誰も並んでおりません。こちらも彼の絵の特徴に酷似した静けさを纏う素晴らしい作品です。

纏わる話には枚挙に暇がないフェルメール作品。
これが本物だったらまた込み合うのでしょうか。