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「子供の絵画教室|大倉山」ではおすすめの展覧会レポートをご紹介してます。

今回はこのゴールデンウィークのお出かけに、府中市美術館で開催中の「春の江戸絵画まつり ほとけの国の美術」展について。
こちらの展覧会では、江戸時代の絵画から現代の作品まで、仏教にまつわる、さまざまな「ほとけの国の美術」が展示されています。

その中でも特筆すべきは伊藤若冲(いとうじゃくちゅう)ですね。
江戸時代に活躍し、以前は知る人ぞ知る・・・玄人好みで超絶技巧の画家でしたが、近年注目され人気を博しています。
府中美術館『ほとけの国の美術』展に出品している《白象図》は当時本物の「象」を観る機会はあまりなく想像で描いているようですが、そのユニークで独特な表現力に注目です!

また円山応挙と長沢蘆雪の作品には無邪気でかわいい子犬の絵があります。
遠い昔ー、江戸時代の人々もペットとふれあい癒されていたのでしょう、そんな生活が垣間見えます。
ぜひ、子どもたちにも楽しんでもらいたい作品です。

会場では子ども向けのイベントで「ほとけの国の探検隊!」を開催しており、
作品を見ながら「探検隊ワークシート」のクイズに親子で挑戦できます♪
ほかにも、色鉛筆が設置されている展示作品の塗り絵コーナーもあるので、ちょっとしたドローイング体験もできますね。

展覧会は、仏教美術に興味を持つ方々にとって、素晴らしい体験となることでしょう。

「春の江戸絵画まつり ほとけの国の美術」展
【会場】府中市美術館
【開催日時】3月9日(土)→5月6日(月・休)
【休館】月曜(ただし4/29、5/6は開館)
【公式HP】こちら