「蜷川実花展 Eternity in a Moment 瞬きの中の永遠」が虎ノ門ヒルズ ステーションタワー TOKYO NODE GALLERYで2/25まで開催しています。

映画監督であり写真家である蜷川実花さん。地上45階にオープンしたTOKYO NODE GALLERYの開館記念の企画展です。

ムービークリップのような独特の高い彩度が<蜷川実花さんの画>ですね。
眩しいほどの輝度にひきこまれ、都市の風景と花をモチーフにした11の作品群が展示されています。

百花繚乱のイミテーションフラワーが撮影できるエリアは大混雑。
花の数に負けないくらい、撮影しようとする来場者のスマホがひしめいていました。
世界遺産で珍しい花々を取り揃えている、シンガポールの植物園でもこうはいかないくらいの盛況でした。

ギャラリーを出ると眼下に東京タワーまで見下ろせる広大な夜景。
最新の高層ビル、その45階という圧倒的ロケーションに用意された映画さながらのセット。
スマートフォンに映された画像はその立地のイメージから真逆ー、南国さながらの植物写真に仕上がります。

そのギャップが来場者をこれほどまでに熱狂させるのでしょうか!?

チームラボを想起させる内容でしたが、インタラクティブなものはなく画面の遷り変わりをのんびり鑑賞するものが多かったです。

お子さまもいましたが、大学生や社会人がメインでしょうか。小中学生向けというより、少し年齢の高い美術展でした。