植物画コンクールでこのたび筑波実験植物園長賞を受賞されたので、国立科学博物館附属 自然植物園での特別展示を観に行きました。
こちらは目黒駅からほど近く、東京都区内でも緑が豊かな場所です。
園内の野草の草花を収集して押し花にしたワークショップに連れて行ったこともありますが、本当に久しぶりでした。
園内はかなり広く、室町時代の史跡も遺されておりうっそうと樹木が生い茂っています。
どこか空気が美味しく感じられ、ここが都内だということを忘れてしまいそうになりますね。

春夏秋冬で多様な姿を見せてくれる植物。
留まることのない変化を描くのは難しいですが、人類にとって古来から共生してきたかけがえのない生物です。
また植物画は芸術分野に留まらずサイエンスアートとしての側面を内包しています。
理系的な視線が教育にも求められる昨今ー、科学的な興味を引き出しながら心をこめて教えています。