JR根岸線本郷台駅の近くにある、「あーすぷらざ」(神奈川県立地球市民かながわプラザ)にてカナガワビエンナーレ国際児童画展(Kanagawa Biennial World Children’s Art Exhibition) 8月27日まで開催されています。
今回は59の国と地域から1万1607点の作品が集まり、海外作品390点、国内作品130点の展示がありました。
海外の児童作品はその国の文化や風習を反映しているものが多々あり、新しい視点に気づかされます。
郷愁を誘う紫やブルーの色調が美しいスラブの国々。
彫刻を掘るかのような技巧で熱気を感じる東南アジアの絵。
日本と近隣の国は時間に追われ忙しなさそうな作品がちらほら。

ニュースの戦争を想起させるような哀しい雰囲気の作品もあり、そこにいる子供達の未来が明るいものになるように願わずにはいられませんでした。

子供の作品は<心>を反映させる鏡のような一面があります。
遠くまで旅行に行かずとも、世界が垣間見える展覧会でした。

(写真:「カナガワビエンナーレ国際児童画展」ポスターより抜粋)