先日のセミナーで「次はどうやるの?」と事あるごとに聞かれるお子さんの話が出ました。
手取り足取りつきっきりで教えることは・・・・実は本人の為になりません。
自分でプロセスを考えることこそが大切なのです。
だから失敗しちゃったな~と思っても良いのです。その子が頑張り、考えを巡らすこと自体に価値があります。
経験は思考力を育て、成長に繋がります。
「子供の絵画教室|大倉山」は少人数なのでタイミングはしっかり逃しません。
状況を見て適度にサポートを入れる様にしています。

人の性格を正解/不正解で分類することは出来ないのと一緒で美術に正解はないのです。
もし数値化して0~100点の幅しかなかったら、それ以上のプラスの工夫やアイデアは無駄という風潮になってしまうかも知れません。
与えられた範囲内の記憶力や処理能力の高さだけが人の価値ではないのはもはや明白です。
いま私たちが享受してる高度な文明は従来の常識を打ち破ってきた発想の賜物。
他の教科は計れない、100点以上が取れる力を育成するのが美術・図画工作なのです。