平成30年から美術・図工科の指導要綱が改訂されるそうで絵画教室としても実情を把握しておきたく都内で教職員の方に混じり勉強会に参加しています。公立の幼稚園~高校生まで長期計画で順次着手していくようですが、とうとう学校の図画工作にもグローバル化の波が押し寄せてきた印象です。
昨年は名門私立小学校で実践している図画工作、今年は都内の公立中高一貫校の美術課題についての講義がありました。PCはもう当たり前ですね。高等学校の美術科で教えられている先生によるとさらにPhotoshopやIllustratorも導入し使用してるそうです。
「こどもの絵画教室|大倉山」でも同ツールでパソコンを使った絵のレッスンを行っておりますが、
やはり今後もより一層、積極的に取り入れて行くべきだと感じました。
また別の話になりますが、日本古来の伝統を大切にする福井県では公立学校に日本画の授業を導入していると聞き驚きました。さすが鎌倉時代から続く越前和紙の伝統を担う県ならでは・・と言いましょうか、とても贅沢なカリキュラムです。2日前、他で子供向けの日本画を学ぶ会を見学させて頂いたばかりでしたので頷く事しきり。
当教室も浮世絵や和紙をテーマにしたレッスンを何回か開催しておりますが
美術が好きな子供達に、より有用な学びの題材や新しい情報は積極的に取り入れたいとアンテナを貼り考えています。