この7月7日から本郷台駅のアースプラザにて「第19回カナガワビエンナーレ国際児童絵画展2017」の入選作品展覧会を開催しています。神奈川県下から3,161点、全世界(87か国と1地域)含めると24,572点の応募があり、その中から県内130点、海外3789点、計519の作品が選出されました。
「子供の絵画教室|大倉山」からは初参加、有難いことに教室経由で応募した2作品の両方が入選して画集に掲載されました。入選なさった保護者様が下さった冊子を開くと世界中の素晴らしい児童絵画作品が目に飛び込んできたので「これは実際に観なければ!!!=3」と気になり矢も楯もたまらず、レッスンの合間に大船駅近くの神奈川県立地球市民かながわプラザへ足を運びました♪

海外からの作品はアジアや欧州の風習、農村の風景、インド、中東の寺院や宗教、難民問題・・・・世界中から集まった児童作品はどれも強烈なメッセージを放っていますね!それはTVや新聞のニュースや映像、報道写真や記事で知りえた知識とリンクしてはいるものの、それらのメディアでは知り得ることの出来ない<感情>が「絵」という媒介を通し、子供ならではの目線で熱く語りかけてくるのです。心に刺さるような数々の作品に「ここまでとは;」と、胸がいっぱいになりました。

使用している画材も多様です。絵の具には国際的な統一基準がないのでそのお国柄が出ますね。
そして表現するための技法もバラエティに富んでいて大変見応えがありました。

生徒さんの絵はファンタジーが題材で、その子の個性が輝いていました。各タイトルが題名が英文に訳されており世界の方にも想いが伝わったのではないでしょうか。
アトリエで色を悩みながら工夫して取り組んだ日々を思い出し、朗らかな気持ちになります・・・・!

また他経由で応募されたお子さんの作品が1点あり、こちらも同じくらい一所懸命に描かれておりましたので気になっておりました。会場の返却スペースで確認したら、ご丁寧にその作品を見せて下さいました。後日になりますがお通いになられているスクールからお手元に届くそうです。どの作品もその子が一所懸命に力を出して精一杯描いたものなので返して下さると講師としても、嬉しいです。
描いた時間は自分の努力の積み重ね。力を貯めて頑張ったぶんだけお子様は大きく成長します。

※応募作品は著作権譲渡のため掲載を控えます。詳細は2017年カナガワビエンナーレ国際児童画展の画集をご覧下さい(↓)。「子供の絵画教室 大倉山」の名前も掲載されておりました。

これから2017年9月ー2018年3月まで神奈川県内14会場にて巡回展も予定されています。楽しみですね。