先日、映画館で『かくかくしかじか』を観てきました。
ファミリー層で大混雑のなか、以前原作を読んで感銘を受けたので、スクリーンで描かれる世界がどう表現されるのか楽しみにしていました。

美術教室の視点から見る、映画のこだわり

大泉洋さん扮する先生の青みがかったグレーの絵は、画面を通じてもその繊細な色合いが伝わり、美術スタッフの方々のこだわりが感じられました。
また、アトリエのモチーフとして登場した牛骨やガイコツの模型は、主人公の驚きを誘う演出として印象的でしたね。確かに初めて見ると少し怖いかもしれません。
ただ、美術教室側の立場から見ると、「骨のモチーフ」は珍しいものではなく、ごく普通の風景。石膏像やモチーフの充実度から考えると、あの教室は設備が整っており本格的な環境だったといえそうです。

美術とスポーツ根性—『ブルーピリオド』にも共通するテーマ

この映画を観ていて、『ブルーピリオド』にも通じるスポコン的な美術の側面を改めて実感しました。
「描け!」という先生の言葉は、単に課題としてではなく「練習を積み重ねることの大切さ」を伝えるもの。
劇中、「これ描いたことあるよ~」という主人公に対して、先生が「何百回でも描け!」と語るシーンがありましたが、美術においては繰り返し描くことで解像度が上がり、より深く対象を理解できるのです。野球に置き換えるならば、素振りのようなものでしょうか。

とはいえ、それに気づくには時間がかかります。

美術が好きな子どもたちと、その情熱を応援する家族、そして指導する先生の温かさに胸が熱くなる映画でした♪

みなさんは美術の時間にどんな思い出がありますか?
「子供の絵画教室|大倉山」では映画を楽しみにしていた子もいらしたので、さらに感想で盛り上がりそうです☆