コロナ禍で気軽に外出は出来ませんが、芸術は心を和ませます。

今回は、日本の美を子供たちに知ってもらう為に掛け軸を鑑賞しました。
ご用意したのは大正~昭和初期に描かれた水墨画。
本物の古い掛け軸を直に触ってもらいました。(※手洗い・消毒は必須です!)
コロコロと絵巻物を拡げると・・・・・

「あ、これは巻物っていうのでしょ!」

「こういうの、おばあちゃんの家にも似たのがあったよー!」

子供の絵画教室|大倉山の近くには横溝屋敷という横浜市指定有形文化財の古民家があるのでそこで見た子も多いと思うのですが、どうもスンナリ”掛け軸”という単語は出てこないようです。

近頃は床の間があるような家は少なくないですし、こうした日本古来の文化を気軽に目にする機会が日常で少なくなっている気がします。
中学受験で床の間の各部分の名称を書かせる問題を見た事がありましたが、実体験が減ってきている危機感があるのかも知れませんね。

はじめてジックリ鑑賞した掛け軸は、

「なんて長い紙だ~!」

「これは習字の墨で書いてるの?」

「これ”キメツ”(=鬼滅の刃)と同じ時に描かれたの?」

クエスチョンが一杯でした♪

グローバリゼーションがスタンダードになった現代だからこそ、子供達には自分たちの文化を知ってもらいたいと願ってます☆