
ロシア近代絵画の巨匠と名高い
イリヤ・レーピンの回顧展が神奈川県立近代美術館(葉山)にて開催されました。
昨年、渋谷のBunkamuraを皮切りに浜松→姫路→葉山と一巡し、
また本国へ帰る模様です。
仕事が忙しく昨年の夏に東京での開催を見逃してしまい
残念に思っていたのですがようやく作品を拝む事が出来ました。
渋谷Bunkamuraでは愛妻の肖像をメインにしていましたが
今回はムソルグスキー(写真)をメインポスターとして扱っていました。
「展覧会の絵」「禿山の一夜」で世界的に有名な作曲家ですね。
ムソルグスキーは42歳で死去しましたが、本作品はその晩年の肖像画です。
背景を白飛びさせ、人物を暗くする様は現代イラストや写真でもよく使われる技法。
それを100年ほど前の時代に油彩で昇華させていたのには感服です。

(今回の展示ではパネルのみですが、出世作と言われる「ヴォルガの舟曳き」)
映画のさながらの構図、演出がとにかくドラマチック!
さらに正確無比なデッサンがメッセージ性を高めています。
描かれた作品に数々は新聞の報道写真の様に対象の世相を具現化していて圧倒されました。
神奈川県立近代美術館(葉山)はデザインリッシュな建物で
海に面しており、鑑賞後も周辺散策にとても気持ちの良いエリアです。
また良い展示会があれば足を運びたくなりましたv
■展覧会情報:国立トレチャコフ美術館所蔵 レーピン展
【開催場所】神奈川県立近代美術館 葉山
【開催期間】2013年4月6日(土)~5月26日(日)
【休館日】月曜日(ただし4月29日、5月6日は開館)
【開館時間】午前9時30分~午後5時(入館は4時30分まで)
