今年も師走に入り、残すところあとひと月。
12月の工作週間がはじまりました。

アトリエは森の香りが立ち込めています。
こちらの写真にある庭から切ったグリーン、実はゴッホが敬愛する「糸杉」の系列品種なのです!
糸杉はレオナルド=ダ=ヴィンチの「受胎告知」でもマリアと天使ガブリエルの背景に描かれており、生命を意味する樹だと言われています。

子供たちが枝を切っていたら、中から冬ごもりしていたテントウムシが起こされて出てきました。怖がる子を尻目に虫好き男子が拾って窓の外へ出してあげます。

こうして樹が命を育んでいる光景を目の当たりにすると、巨匠が描いた意味をあらためてかみしめてしまいますね。

山の松ぼっくりとモミジバフウはじっくり煮詰めて天日干し。
綿花はフワフワ、オレンジやアニスから甘い香りが漂ってます。

「よーし、クリスマスが終わったら食べよう! 」と元気な生徒さん。

いや、オレンジは美味しいけど
飾ったあとはお腹を大切に遠慮しておきましょうね;

五感で楽しむレッスンです♪