いまアメリカの教育現場の世界では『STEAM教育』が必要だと言われています。
現在社会においてAIの技術革新が急速に進んだ結果、人間がこなしていた仕事がロボットや機械にとって代わろうとする背景があるからです。
近い未来に約47%の仕事が自動化される可能性が高いという調査結果も出ており、AIによる代替は就労する人々に取って看過できない問題です。
今後、求められるのはITテクノロジーを使いこなし、かつそれを使い新たなコンテンツを創出できる人材。STEAM教育とはそのために習得すべき各分野の頭文字を取った名称になります。

「S」・・・・ Science(科学)
「T」・・・・Technology(技術)
「E」・・・・ Engineering(工学)
「A」・・・・ Art(芸術)
「M」・・・・ Mathematics(数学)

この「A」。芸術というよりは、その中の「デザイン」分野のことになります。
プレゼンでスタンダードなパワーポイントをはじめパソコンを使って<伝えたい情報>をいかに理解し易く作るか、見せられるかという所ですね。
プログラムを搭載したアプリのコンテンツを魅力的にするインターフェース(=UI)デザインはIT界では必須です。それに加えiphoneをはじめとするスマートフォンやPCの外観の機能的な美しさを創出出来る人材も求められています。
単にプログラムを習得すれば良い訳ではなく、創造性や美的センスも必要なのです。

そういう意味でCGを使用したアートレッスンはより一層大切です。
パソコン(PC)も覚えられるし、絵的な感覚も育てられます。

しかしながら小学生のプログラミング教室は多いのに、コンピューターグラフィックス(=CG)アートを継続的に習える教室はまだまだ少なく、大学や専門学校になります。大体は高校を卒業してからですね。
IPADを導入する授業は当たり前になりつつありますが、その中身を作れる人こそITの現場で嘱望されているのです。
当絵画教室では「創る」方へ眼を向けるレッスンを図画工作的な側面からパソコンを使用しながらアプローチする試みを行っています。
バージョンUPに伴うUIの配置は日進月歩ですが、基本的なCGツールは変わりません。
それは2Dのみならず3DCGでも同じです。
ただ3Dは更に空間把握能力を培うのが大切ですが。

『子供の絵画教室|大倉山』で学習した内容は必ず子供達の強い武器になり、ITと共存する未来を明るく照らす力になると確信しています。