お正月の『子供の絵画教室|大倉山』初レッスン、
1月は本格的な和凧工作に挑戦しています♪
凧と言ったらやっぱりこの季節!
お休みに横浜を歩いているとビニール凧を飛ばしているのを見かけますね。
子供達は凧揚げ大好き!寒い中でも外で元気よく遊びます♪

折角取り組むのであれば、本物の伝統的な素材の良さを感じてもらいたいので
和紙を筆頭に全国から集めた厳選材料で制作しました。

なので年末年始は慌ただしかった~;(苦笑)

とはいえ

こども向けの図画工作を専門とした教室として
生徒さん達が美術に関して幅広く、より深く興味を持って頂けたらそれがイチバン☆彡
絵や工作に取り組んでいる時のキラキラとした瞳。
それを見守っていくのが『子供の絵画教室|大倉山』の教育方針です☆

民芸品として伝承されてきた凧はかなり力強いタッチ。
このいかにも『江戸』を表現したような画風に関しては、
明治以降に現在のスタイルに定着したと言われています。

今回のレッスンではその様式を踏襲して進めておりますが、
その中で生徒さんの一人が江戸時代に活躍した有名な画家、
東洲斎写楽の作品「三代目大谷鬼次の奴江戸兵衛」寛政6年〈1794年〉を模写しました♪

それにしても、

まさか・・・・

金髪

 

にするとは思わなかった!(笑)

骨格がガッシリしているからでしょうか、案外、似合うものなのですね♪

子供の発想は本当に奇想天外で、面白いです=3

写楽の作品は全世界で人気を博していますが

その生い立ちは謎に包まれてます。

実は活躍したのが僅か10か月なのです!

その間に140点余りの作品を出し,忽然と消えた幻の絵師でした。

当時、草双紙(挿絵入り読み物)の版元として第一線だった
蔦屋重三郎のお抱え画家としてデビューしたものの・・・なかなか世に受けいれられず。
あろうことか筆を折ってしまったのです。

東洲斎写楽は江戸が終わり、近代化された後に世界で再評価されました。

なので200年以上も経った後、まさか自分の作品が金髪になるなんて、想像だにしなかったでしょう;

この作品に留まらず、教室の生徒さん一人ひとりが素晴らしいセンスと自由な感性で古典を表現してくれています。

完成したら、新年の澄み渡った青空へ。
太陽の光に映えて綺麗なのでぜひ高く飛ばして下さいね!

受け継がれてきた日本の美を感じます。
『横浜子供の絵画教室|大倉山』和凧を飛ばす空のイメージ