今年は横浜そごう美術館「歌川国芳(うたがわくによし)」展へ行きました!
江戸時代末期(1798ー1861)の浮世絵師です。
浮世絵は「小学校の生徒さんには難しいかも!?」と思われるかもしれませんが
昔話の金太郎さん、牛若丸、幽霊、
身近なペットの猫や金魚、また人を組み合わせて人に見える絵など
奇妙で子供の目線で楽しめる絵が沢山あるのです。

昨今はアニメや漫画の絵がメジャーですが、江戸時代の浮世絵は現代で言えばまさにそれ。
「ぜんぜん違うー!」と目を大きく開けてビックリしてました。

フロアの最後に飾られていたのは横浜港が開港した当時の風景。
昨年世界遺産に登録された富岡製糸場。そこで紡がれた「生糸」がこの横浜から世界に輸出されたお話をしました。
作品の中にもその生糸が描かれているので印象に残ったようです。
絵が好きな生徒さんばかりでしたので真剣に鑑賞してくれました。

展覧会は異文化の生活を私たちに伝えてくれます。
今回は江戸時代のお話でしたが、昨年はエジプト展、その前はギリシャ文明美術、フランス印象派・・・「美術」を通してグローバルな視野が培われるように願っております。

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