『こどものお絵描き|大倉山』小学生の生徒さんは夏休みに毎年美術館へ行きます。
アトリエで絵を描く以外にも広く芸術作品に触れてもらいたいと考えているからです。

今年はどこに行こうか目下検討中なのですが新国立美術館の
パリ・オルセー美術館展の内容は大変良さそう。
ただ新国立美術館はいつも混んでいるのが悩み所・・・;

個人的な見所としてはアレクサンドル・カバネルの『ヴィーナスの誕生』。
当時のライバル作品と言われたエドヴァール・マネの『オランピア』と並べて観たい気もしますが今回は同画家の名作『笛を吹く少年』が来日します。

カバネルが描いた『ヴィーナスの誕生』は古典的な写実主義の手法で描かれてます。1863年度のサロンへの出品時には大絶賛され、ナポレオン3世が買い上げました。対して同年に出したマネの『オランピア』は現代的かつ斬新な手法で描かれた為に理解されず世俗を題材にしたスキャンダラスな作品と酷評されてしまい保守的な当時の画壇には受け入れられませんでした。

しかしその後に再評価されたマネは印象派の先駆けとして
ご存知の通り美術史に大きく名を刻むことになります。

アレクサンドル・カバネルとエドヴァール・マネ。後世ではターニングポイントとして位置づけられる作品です。
その他セザンヌやモネをはじめとする巨匠の作品も多く展示され見ごたえがありそうです。