明治時代、この横浜の地は小さな漁村から飛躍的な発展を遂げました。
ハマッコならご存知ですね☆
今回はそんな100年前にタイムスリップしたような展覧会です。
日本は215年間の鎖国から目覚め、新しい政府は西洋諸国から様々な人を迎え入れ改革を行いました。
それは美術の世界にも変革をもたらし、これまで無かった三次元的な描写技法を西洋画家に学んだのです。

当時の画家たちはその新しい技術を使い、自分たちの暮らしや風景を描きました。
カラー写真が無かった時代、精緻なタッチで描かれたこれらの作品が多くの人を魅了したことは想像に難くありません。
美しく素朴な風景画は、海外の人たちの手に渡りました。

その流出した明治時代の作品を実業家である高野光正氏が欧米で買い戻し、日本に里帰りを果たした作品は現在約700点ほど!
アメリカやイギリスで入手した作品には横浜にゆかりのあるものもあり、明治の先人が培ってきた私たちの文化や情緒に改めて気づかされます。

展示作品には近年注目されている吉田博さんの水彩画もあり、いま府中美術館で開催中の「吉田遠志展」との繋がりも垣間見えました。
近年AIを使って過去の写真を色付けするのを見ることも多いですが、一世を風靡した絵師が最高の構図を練って作るものには敵いませんね!

他の追随を許さない、研ぎ澄まされた美の世界。
画面の迫力に魅入られます・・・・!

今回の展覧会は少し小学生には難しいと思うかもしれません。
確かに知識がある方が楽しめるところはあります。
でも人間の気持ちは様々。
子供には子供の見方があるのです。

「何か感じる」

そんな想いを育む機会が大切なのだと思います♪