
ここ数年、AIによる画像生成技術が話題になっています。インターネット上に公開された膨大な画像を読み込ませ、それを基にAIが新しい絵を組み立てて提示してくれます。その時間はわずか数分で、あっという間にフルカラーの絵が完成してしまいます。
便利そうに見える一方、絵描きの立場では苦心して描いた作品が勝手に収集され、著作権が曖昧な状態で使われるため憤る声をよく聞きます。このままでは絵の仕事が淘汰されてしまうと危惧する声も多いですが、この技術を使いこなして共存していく時代が到来しているのではないかとも感じています。
画像生成はコマンドプロンプトの指示によって生成される絵が変わります。意図する画像になるようにAIに指示できる人材が求められていますが、やはりセンス的な素養がないと使いこなすのは難しいでしょう。
「どこか変、でもどこを直したら良いかわからない……」
絵を描く訓練を積み重ねてきた人は修正箇所がわかりますが、直そうと思っても痒いところに手が届かないケースは多々あります。そして既存のソースから生成されるため、マイナーな新分野にはあまり期待できないのが現状です。
とはいえ、ネットに氾濫しているメジャーなジャンルは凌駕しつつあるようです。3D技術が台頭した時、ピクサーを代表とするCG的な画風としてジャンルが確立しました。同様にAI的な画風として落ち着く予感もします。
19世紀ごろ写真が登場した時、西洋絵画はそれまでの写実から脱却し、印象派が生まれました。私たちは多くのものを取り込み、進化してきたのです。
当教室では多岐に渡るジャンルの絵や工作に取り組みながら、自由な発想力や心豊かに表現できる力を育てるレッスンをしています。
新しい波を作るのは私たち……そして未来の子供たちです!
