
8月21日から12月5日まで天王洲アイル寺田倉庫で「Who is BANCSY?」が開催されています。
オークションで作品「Girl with Balllon」(2004年)が1億5000万の値段がついたとたん、額縁に仕掛けられたシュレッダーで作品を切り刻まれ、作品が台無しに!
そんな大胆不敵なパフォーマンスで更にファンを増やしたグラフィティアーティストです。
メディアへの露出がなく、出生や名前が定かでない謎の画家ですが、1990年代の英国ブリストルに端を発した足跡からイギリス人ではないかと囁かれています。
東京でも作品を書いた形跡が報道されましたが、大英博物館やメトロポリタン美術館(米)に無断で作品を展示するなど世界各地で神出鬼没なアート活動をしています。
近年はイスラエルのガザ地区で紛争地帯の壁をキャンバスに活躍してますね。
作品を見ていて、バンクシーという一人の人物の名前で動いてはいても、おそらくチームでやっているんだろうなと感じました。
これだけメディアが進化した今、謎の人物像を作るのはそれなりの労力が必要でしょう。
とはいえ一夜で描き上げる数々の作品にはロマンを感じずにはいられません。
秘められたキャラクター性とシニカルな画風の相乗効果。
時代の寵児に上り詰めたバンクシーはこれからどこへ向かうのか。
作品が示唆している難民問題、動物愛護、紛争・・・・
埃と硝煙の匂いが漂ってきそうな展示セットは寺田倉庫ならでは。
世界の平和を願わずにいられない展覧会でした。
