『Tokyo Gendai』はアジアをはじめ世界中から69のギャラリーが集結する、現代アートの祭典です。
美術館での開催ではなく会場はコンベンションセンター、そしてギャラリーが主体なので横浜トリエンナーレでは見られない販売的な側面もあります。

国内の著名アーティストとしては奈良美智さんや千住博さんの作品が出品されてました。
千住博さんの代表格「waterfall」シリーズは無彩色のイメージがあったのですが、カラーになると、また違った印象になりますね。
村上隆さんの「カイカイキキ」ギャラリーは日本の独自の文化<カワイイ>を集めたようなテーマで彫刻、絵画が目白押し。
現在「村上隆もののけ京都」が京都市の京セラ美術館で開催しており、ご本人の出品はありませんでしたが、ゲームやアニメにインスパイアされたような作風を前面に押し出すことで異彩を放っていました。
海外への紹介もあってか、ベネッセミュージアムを筆頭に現代アートで町おこしをして成功した直島のブースも。

個人的には田中圭介さんの『After Being Down』が印象に残りました。
すべて楠(クスノキ)の彫刻で出来たイーゼルや額縁、そして布!
質感表現が素晴らしいです。
木で彫られた布の上に、過去を想起させるかのように小さな森が。
またこれも彫刻で表現されてます。
その森から切り出された楠が製品になり、多くの人に使われて古くなった・・・。
目の前にある何気ない額縁やイーゼルが今までと異なった視点で見れるようになり、自然への回帰や憧憬を感じられました。

『現代アートは問い』と評され久しいですが、見事に体現している作品を観ると世界が拡がりますね。

また「子供の絵画教室|大倉山」でのレッスンに生かしたいと考えてます♪