国立新美術館へ日展を観に行きました。
隣では庵野秀明展。

日展は個人で突き詰めていく作品であり、庵野秀明展は集団で時代を切り開いていくエンタメです。
対称的ですが、どちらもまだ見ぬ世界を目指し創り上げていく情熱と膨大な時間,そして労力を感じます。

日展には恩師と同級生の作品がありました。
久しくお会いしてませんが、作品を通してご本人の気持ちや近況が見事に昇華されており感動します。

庵野秀明展は企業的。消費者とクライアントが喜んでくれる高クオリティの作品を提供するべく,監督の求めるものを何度も修正しながら練り上げていく,プロの仕事ですね。

美大を卒業してから絵を描いていくには、(本人のポテンシャル次第ですが)芸術家の道を目指すか、企業で仕事としてやっていくかを選択することになります。

自分の好きなことを極める人生。
たとえ幸運に歩めたとしても,決して楽しい日々ばかりが続くわけではありません。
むしろ好きだからこそ、その苦悩が深くなる時もあるのではないでしょうか。

それでもひとえに「好き」だからこそ、その道が険しくとも頑張れるのですよね。

日本の芸術とエンタメ産業の一層の発展を願わずにはいられません。